フリーマーケットを開いている叔父についでに売ってと物を渡したその直後に他人が物を買っていった、僕はラッキーと声を上げ叔父に先ほどの支払いを求めたが、それはできないと拒否される・フリーマーケットのルールでもあるのかな・そう思って叔父に後でち…

ババ抜きをしようと思ったがトランプがない、しかし、この場にはたくさんの米と米粒に字を書くことのできる人間がひとり、――完成後、背中を丸めてババ抜きをする集団、物が見づらい上に、一粒を抜き取ろうとして何粒も床に落としてしまう事故が多発、神経が…

物の存在がなくサービスの存在もないのに金銭的な価値が生まれるのは神様だけ！

記憶にございませんと宣言する彼の言葉は事実だが、彼がしわだらけの手で銀行員の頭に拳銃を当てているのもまた事実

仕事なのか、作業服を着た男が無言で穴を掘りつづけているけど、この場所に穴を掘るような理由がわからないし、それにどうして彼の視線は僕が近付く前からずっと僕にあるのか・もしかして・不意に男が手を伸ばしてきた、僕は驚いて悲鳴を上げつつ一歩下がっ…

膝を肘と勘違いするような年頃はいつまで経っても終わらない終わりたくない