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 ババ抜きをしようと思ったがトランプがない、しかし、この場にはたくさんの米と米粒に字を書くことのできる人間がひとり、――完成後、背中を丸めてババ抜きをする集団、物が見づらい上に、一粒を抜き取ろうとして何粒も床に落としてしまう事故が多発、神経が衰弱していき、結果、発案者と米粒に字を書くことのできる職人が思いきり殴られる