商店街。見知らぬおじいさんがキャップをかぶって歩いていた。 キャップには「3」の字が描かれている。 意味はわからない。 ただ近い将来、また同じおじいさんを見たときキャップの字が「2」か「1」に減っていたら……、まぁ、見知らぬ他人だからどうでもい…
夜中に目をさまし、まず視界に入ったのは大きな箱だった。 以前、通販でパソコンを買ったとき、一式が入れられていたダンボール箱だ。大人が入れそうなくらいに大きい。寝ている彼の姿勢からすると頂上が見えず、どこか不気味な感触がした。 ふと思う。 もし…
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