2007-01-10 世界基準 その他 虫眼鏡のように見えたそれは、マカロニであった。 何故そう見えたかというと、マカロニを円柱としたとき、その高さの数値がやたら低く、輪にホワイトソースの膜が張っていたからである。 「珍しいこともあるもんだなぁ」 僕はぽつりと呟いて、手のひら大のマカロニ片をいくつかに切り分けて食べた。