2008-04-21 無になる その他 泡玉を指先で磨きたい。 けれど実際にそれをやろうとすると、泡玉はぷつんと割れてしまう。 繰り返していくうちに泡玉は割れなくなっていくが、それは、僕の指先についた洗剤が仲介をしているからであって、行為としては別のものだ。 僕は、指先で直に触れたい。 触れて、表面をまわる美しい虹の価値をさらに高めてやりたい。 僕自身。 何かが変わる気がするんだ。 例えば、脚が3cm伸びたりだとか、億万長者になったりだとか、友達から呼ばれるあだ名が格好良くなったりだとか。 うん。