おしまいの数秒

 その回路を西に曲げてみようぜ、なんて言われたら、僕はそうせざるを得ないんだ。
 その回路が僕の心臓そのものだったとしても、断ることはできない。
 僕は、それだけのロボットだから。
 ほかには何もできないから。
 歩けない。
 喋れない。
 決まった計算しかできない。
 だけど、君がそう言うんだったら、僕はどんな高性能なロボットよりも正確に西に曲げるよ。
 ウィイイイイイイィィイイァン、ガシャシャゴ、ボグォゥォオオ、グググゥグググゥグググゥグググゥ、ゴゲーゴォ、ゴゲーゴォ、ミボドドドドドドドドルドドドドドォドドド、ガシャシャゴ、グバルグバルグバルグバルグバルグバル、ゴゲーゴォ、ゴゲーゴォ、ドビッギギイギギイイィギギギィィイィィギギイィィギギギ、ガシャシャゴ、コゴォオオ、コォ、コォ、コォ、コォ、コォ、コォ、コォ、コォ、コ、コ、コ、コォーーーーー、コキカキカキョ、カキカキカ、キョカカキコカカ、コー、ルボボボボオボォォォ、ボボ、ボ、ボボボボ、シュ、シュンンキョカキョカキョカカキョカキカ、ガシャシャゴ、ォゴ。
 *ki21nbip.@:;x_***ul859hu.;nininininissssss。
 aayox*@uo5uunaaa_*
 k,*.,..。