その他

 くらげらげらげ、くらげらげらげ。
 娘がブギウギ調にギターをかき鳴らしながら、そんな詩を歌っている。
 どういう意味があるのか気になるが、小学校にも入っていない娘のことだ。どうせ意味なんか考えていないのだろう。尋ねたところで仕方がない。
 だから私は「うるさい馬鹿」とだけ言ってやった。ブギウギのテンポが落ちて、ツイストダンスから楽しさが失われていった。次第に、世界中の海からくらげの姿も消えていく。この事態は、くらげを主食としている我々にとって非常に大きな問題となるだろう。最後のは嘘だ。