空白。

意味なく頻繁にメモリーカードの読み書きをするゲームソフト。 読み書きそのものの意味は完全にないのだが、タイミングを誤って電源を切るとデータを破壊してしまう可能性がある。そこがちょっとしたミニゲームであり、大きなゲームでもある。

ほかに方法がなかったのでしょうか。 そんなことをしなくても、蕎麦をすすることはできたと思うのですが。 ああ。 見ているだけで首筋が痛くなる。 首筋の痛さが腹立たしくて、あなたを殺したくなる。 ねぇ。 殺してもいいですか。 本当は、この痛みなんて関…

空白。

「鼻がもげた！」 「とっくの昔にもげてるじゃん」

「腕がもげた！」 「全然もげてないじゃん」

「耳がもげた！」 「全然もげてないじゃん」

「お前なんか、鬼が持ってる金棒のイガイガの部分くらい価値ないよ」 「価値あるじゃん。鬼の中で一番価値あるじゃん」

「例えば、実力のある高校球児がポケットから便座カバーを取り出して、汗を拭いたとする。その場合につくあだ名って、やっぱり『便座カバー王子』なんだろうか」 「たぶん『便座カバー』だけだと思う」