20090228

大阪ではちょい栄えたところとして「千里」って地名を挙げられることがある。自分はそれほど近くに住んではいないし、繁華街のパッと見がごちゃついていて、下調べなしには遊びにくそうなイメージがあるので通り過ぎる程度にしか触れたことはなかった。
具体的なものは何も知らない。けど、きっと近代的な町なんだろうなと思ってた。
国道を移動していて、大手そうなデパートを何軒か見かけた記憶があるし、高層ビルもそれなりに立ち並んでいる。ラジオの公開録音地としてこの名前を挙げられることもあるので、それなりに設備のしっかりしたステージなどもきっとあるんだろう。若者向けのラジオの告知で集められるような場所なのだから、アミューズメントな場所も存分にあるに違いない。
だが。
設備は想像どおりなのかもしれない。客層だって想像どおりなのかもしれない。
だがしかし、新聞に書いてあったニュース記事によると、その千里の高齢者率というのが三割をマークしているらしい。
十人に三人がご老人。なんか、イメージがずれた。
繁華街としての顔と住宅街としての顔はまったく違うものだから、イメージが変わるというのはまったく愚かな脳みそかもしれない。ただ、なんか、イメージがちょいとずれた。
例えるなら、日本の真裏が実はブラジル領土じゃなくてただの海という、そういうどうでもいい部分でのイメージのずれだが、なんかショックを受けた。
この気持ち、わかるだろうか?
文字でまとめられるだけの内容を掴み取れないのが情けないが、なんか「ええっ」て思った。一言でいえばそれだけの話。