20090112

ドンキホーテ前。インドアふうの目つきと服装の少年が店から出てくるのを見かけた。
少年は何かを持っているようだ。ふと気になって彼の手に視線をやると、薄いオレンジ色の柄、1リットルサイズの牛乳が掴まれていた。袋を貰えばいいのにと一瞬思ったが、紙容器の口が開いているのを見ると「なるほど」と納得せざるを得なかった。
信号機の下で落ち着きなくキョロキョロしている彼。彼の豪快さが牛乳以外にも向くことを祈って、僕は視線を外した。


身軽なおじいさんがいた。歩道と車道のあいだの出っ張りをスキップ混じりに移動していた。