M−1に騒いでみる

 M−1の決勝戦進出者が発表された。http://www.m-1gp.com/
 笑い飯チュートリアルPOISON GIRL BANDザ・プラン9フットボールアワーと、若手〜中堅の中でも特に好きな漫才師らが残ってくれて嬉しい。さらにその中でも、2年前の大会に出たっきり関西圏では姿を見ることができなくなっていたPOISON GIRL BANDの勝ち残りは大きなニュース。
 彼らは面白い。何でもない話に無茶な発想(ボケ)を横から差し込んで、それを進行役は否定しきらずに、むしろ話の設定に加えていくから話が異常なことになっていく。その過程も面白いし、あらためて頭の中で全体像を確認してもまた面白い。彼らの漫才は、普段漫才を観ない人にも是非観てもらいたい。観る側の想像力が重要になってくるので、片手間じゃなくしっかり集中して観てもらいたい。こんなカスの素人風情が言っても説得力ないかもしれないが、彼らは本当に面白い。なんか変な情緒がある。
 あと発想といえば笑い飯もすごい。ボケとツッコミを交互におこなう形式だけが取り上げられることが多いが、3ネタに1つくらいの割合でとんでもない発想を持ち込んでくる。テンポを組み立てるのも巧いので、大好きだ。ラジオも面白い。ただ、最近はかなり減ったが、たまに漫才が異常にグズグズなときがある。ファンとしてはそれが怖い。2年前のM−1でそれをやってから、なんか漫才番組での露出が減った気がするし。
 …。
 敗者復活戦からは誰が出てくるだろうか。
 個人的には、東京ダイナマイト千鳥とろサーモン辺りが来てほしい。公式サイトのリスト中にあるコンビではにのうらごなすなかにしなども好きだが、彼らは来年の大会時期になればもっと伸びていそうな気がするので今年はあえて見逃しておきたい感じ。


 ぐだぐだと長く書いてしまったが、ともあれ今年のM−1も楽しみ。