ローカルな話題ですが(半端考)

 今度の日曜日に本戦が行われる、毎日放送のお笑いコンクールにおける高校生審査員の存在に疑問を感じます。審査員はお笑い好きの高校生のみってやつ。
「高校生が将来のお笑いを決定付ける」というコピーは理解できるし、それは現実の芸人の売れ行きにも直接繋がると思う。でも、なんかなぁ…。去年の本戦、先週やってた二次予選の様子を見る限り、ある程度の知名度があり直球で分かりやすいネタというのが優遇されすぎだと思うんだよなぁ。いや逆か。無名で変化球なネタにすごく冷たい。
 先週の二次予選での点数は、満点が750点で、最低ラインは400点って具合なんですね。この満点に近い採点、最低ラインを下回る採点にはほとんど共感できるんですが、この最低ラインよりちょっと上、450点前後の採点にはどうも納得できないのが多いんです。
 直球ネタを滑ってこの採点を受けるコンビも一部いましたが、半分以上は、変化球での仕事をキッチリやりきったコンビだったと思うんですよね。でも滑ったような評価の450点前後。去年の本戦でも、そういうネタは異様なほどに評価が低かった記憶があります。
 納得できない。
 この審査機構だと、バッファロー吾郎とか昔のよゐことか、独特のセンスを持った実力者が出てこれないんじゃないでしょうか。あと変化球とは少しずれるんですが、客側がネタの発言・行動の裏側を読み取って面白さに変換する笑いというのにも、冷遇だった気がします。
 …。
 まぁお笑いコンクールなんて他にもあるわけだし、これはこれで大会のカラーが出てて面白いのかもしれないですけどね。決して直球で分かりやすいネタが嫌いなわけじゃないし。日テレがゴールデンタイムにやってるお笑い番組ほど媚び媚びな芸風・台本のみになっちゃったら問題ですけど。
 と、急に面倒になって手のひらを返したのか返してないのか微妙に分からない感じで、中途半端に締め。終了。