20090208

コンビニで売ってた神戸屋のパン「マロン&マロンフランス」というパンを買った。
商品名とパッケージがいやにダサい。栗の味がそれほど好きでなく、ソフトフランスパンの食感に至ってはどちらかといえば嫌いなほうなので、別に美味しいだろうなと期待して買わなかったし、実際口に合わなかったのだが、この絶妙なダサさを身近に置けるというのは幸せだ。
パッケージのダサさの肝は、まったく余計な装飾付きで書かれた商品名や、パッケージの左右に中途半端に散らばった栗のイラスト、商品名の「&」のすぐ上によくわからない「&」の草書体みたいなマークが配置されていること、菓子パンの割に商品そのものがなかなかでかいなど、それらの総合がキーなんだろう。それぞれ選手としては一流になりきれない感じだが、こうして支え合うことで絶妙にダサいチームを作り上げている。
あまり押しは強くないが、良いダサさだ。
まっすぐ、ゴミ箱から伸びたパッケージを見ていると何やら感慨深い気持ちになってくる。