20090203

久しぶりに自分のはてなアンテナを覗き、最終更新日の近くない、ウェブサイトの並んだリストの後ろのほうまで読み進めてみたら、大好きだったのに消えてしまったサイト「ピノキオは死んだ」のタイトル名が「ピノキオは死んだのだろうか」に変更されていた。
アンテナに記された最終更新日は2008年の3月11日。実際の更新とアンテナによる更新チェックには時間差があるから、タイトル名が書き換えられたのはその日か、その数日前。
謎。
これは「ピノキオは死んだ」の作者さんによる気まぐれか、それとも近年まれに見かける、ウェブスペースの管理会社が昔あった「ピノキオは死んだ」の文章データを部分的に取得して改ざんした機械による自動製作物なのか。
記事は一つもなく、コメントは打てない。連絡先も書かれていない。
謎。
ただ事実がどうあれ、このたった一行の冷たい更新はなんだか粋に思える。やってることは最小限で、中身もないかもしれないのに「何か」を感じさせる。
一年越しで気付いたという今の状況も、変な期待をせず純粋に楽しめていい。