20090210

ローソンで、ドラゴンボールを題材にした中華まんが売られていた。原作では「元気玉」と呼ばれていたあれが元ネタになっている。
中にはたっぷりの塩豚カルビが入っていて美味しそうだが…、ただ、なんかいやだ。原作に登場する元気玉の中身も肉なんじゃないかと余計なことを考えてしまう。
名言「オラに元気を分けてくれ!」とは表現をごまかした結果「元気」となっているだけであって、本当は少しずつ協力者の肉のかけらを集めているんじゃないか。悟空が頭上で支えているあの球体は視覚的グロテスクの問題で輝いているだけであって、本当は生々しい肉がぐちゃぐちゃに丸まっているんじゃないか。すなわち元気玉自身に「気」という超常的なエネルギーは含まれておらず、これによる攻撃は完全に物理的なものであるということである。
そんなふうに、何か結論めいたものを導き出してしまうくらいに脳みそが動き出してしまう。
ただ、事実そうなのかもしれない。
今になって大々的に公開するような夢のある内容ではないし、気付く人だけ気付けばいいという、奥秘めのネタバレなのかもしれない。そう考えられなくもないのだ。
ああ。
そうなのか?
そうなのか?
もし作者の鳥山明さんに出会える機会があるならば、ぜひ尋ねてみたい。