不意に気付く

 無くなりかけのティッシュ。箱の側面にあるミシン目を開け、接近して中を覗く。
 見える景色は、色があまりなく、それどころか目を引くものも何もない。地味。予想を下回りもしないけど、超える要素ももっていない。とても地味。だけど、何かいい。
 意外と広いように感じられるのもいいし、ティッシュの波打ってる感じもいい。上のフィルムから入ってくる光の量を調節することで、印象も結構変わる。穴から息を吹き込んだり、箱を振ったりしてティッシュに変化を与えるのもいい。何かいい。
 今日、ヒマ過ぎて発見した。