駄目だ

 日記の書きかたがいまいちわからない。
 普通に日記を書くとか先週書いたけど、そもそも普通の日記ってなんなのか。
 その日あったことを普通に書けばいいのだろうか?


 で、先日そういうのを書いてみた。
 読み直した感想は、単純に「これ、面白いのか?」というシンプル嫌悪。消した。


 駄目だ。
 日記テキストというものが自分に合わないのかもしれない。


 自分は創作テキストを製作・公開するとき、多少の面白さを感じてやっている。
 後々読み返して気分が沈むことも多いのだが、少なくとも書いてるときや公開するまでは面白いものに触れている気分でいる。


 でも、日記は違う。
 何が面白いのか、どう書けば面白くなるのか、さっぱりわからない。


 考えてみれば、巡回に使っているアンテナにも、ブックマークにも、日記カテゴリに含まれそうなサイトは少ない。
 現実にあったらしい事柄を入口に空想の世界を広げていくテキストサイトは多く登録しているのだけど、これは日記というより、どちらかといえば創作だ。
 残った登録サイトを見てみれば、数は20もない。
 その半分も日記というより本や映画などのレビュー・紹介が主な更新だったりするから、純粋に普通の日記を書いているサイトというのは非常に少ない。


 で、普通の日記って何なのか?
 それはただ、その日にあったことや、そこから派生した作者の意見の『事実』だけが綴られるものだと思っている。
 言葉の意味を調べたわけではなく、ただ、なんとなく。
 小学生の頃に毎年強いられた「なつやすみのにっき」のイメージかもしれない。
 なんとなく、そう思っている。


『事実』しか使えないのなら、どう書けば面白くなるんだろう。
 フィルタを通り抜けた、巡回用のアンテナに入れている日記サイト、ブックマークに入れている知り合いの日記サイト、どちらも参考にできそうだけど登録数が少なくて参考にしにくい。モロパクリをしてしまいそうだ。
 第一、知り合いの日記サイトは内輪ありきで面白さを出しているようなところも多いので、自分が求めるものとは方向性が違っている気がする。
 けして下に見ているわけではなく、あくまで方向性の違いだ。


 それぞれ面白い。
 けど、どうやればそう面白くできるのかわからない。


 早い話。
 ここまでに何度も似たようなこと書いてるけど。
 進展も無いけど。


 そう。
 日記の書きかたがいまいちわからない。


 混乱中。